南米植物文化研究ノート

南米の植物にまつわるあれこれ。個人的な研究の記録です。

キャッサバ祭(転載情報)

 知り合いの方の企画をご紹介します。南米原産でアフリカやアジアにひろがり重要な食料となっているのに、まだ日本では知名度の低い植物「キャッサバ」(ほかにマニオク、マンジョーカ、ユカなどとも)を紹介するイベントです。タピオカやポンデケージョなどの原材料として名前をお聞きになった方もあるかもしれません。オンラインだから実際に味わうことはできませんが、さまざまな料理法も紹介してもらえるようです。

 

(以下転載)

井戸端人類学 F2キッチン イベント#3
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秋のとことん キャッサバ祭!
—秋の実りと食、キャッサバ芋をオンラインで味わう
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日時:2022年 11月12日(土)19:00~21:00
参加費無料
申し込みURL
https://idobata4evento.peatix.com/


● キャッサバって何?&もっと楽しむための収穫鑑賞
 解説:荒木 直人(キャッサバ農家/ライオン・ポテト 代表)
  ※希望の方はキャッサバ芋を購入できます。(詳細は下記にてご案内)
● キャッサバを味わうための料理教室
 調理解説:加藤 里織(奄美移民研究家)   
● パネルトーク
 「キャッサバ食事情 in 奄美、ブラジル、東アフリカ地域」
  原産地ブラジルと最大の生産地アフリカに関わる3人によるパネルトーク
 パネラー:荒木直人& 加藤里織& 溝内 克之(在タンザニアのフィールドワーカー)
 (進行:井上真悠子)

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タピオカだけじゃない、キャッサバ芋は今が旬!
日本でも近年キャッサバは栽培され、各地で食べられています。
今回は今が旬のキャッサバを収穫する様子もご紹介!
日常食として食べている各地のキャッサバにまつわる食事情を知るだけではなく、調理法もご紹介します。


■登壇者■
荒木 直人(キャッサバ農家/ライオン・ポテト 代表)
 82年兵庫県生まれ。00年京都文教大学文化人類学科入学。04年、同学部卒業。1年間の遊学の後、06年、アフリカ専門の旅行会社、道祖神に入社。22年3月同社退職。同年4月よりライオンポテトという屋号でキャッサバ専門農家を目指して研修中。
 
加藤 里織(奄美移民研究家)
 横浜生まれ。奄美・加計呂麻2世。日本料理調理師を経て、2012年神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科入学。’21年、同研究科修了。’15年サンパウロ大学大学院留学。以後、’20年まで毎年2〜3ヶ月ブラジルでフィールドワーク。専門は奄美ブラジル移民史。


溝内 克之(在タンザニアのフィールドワーカー)
 1996年、京都文教大学文化人類学科入学。1999年に大学を休学して青年開学協力隊員としてタンザニア渡航して以来、キャッサバの主要産地であるアフリカ(特に東アフリカ)で調査研究や国際協力の仕事をしている。現在もタンザニア在住。日本での一時帰国の際には毎回キャッサバ・チップスを持ち帰る。


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キャッサバは解説&収穫でも登場する

”ライオン・ポテト” のクラウドファンディングで購入可能。
生芋・1年保存可能な冷凍芋が購入できます。
※ 天候等によって収穫量は変動するため、イベントまでに商品が到着しない場合もありますので、ご了承ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/622885

主催: 井戸端人類学 F2キッチン
e-mail: idobata-a-f2(a)googlegroups.com

連絡するときは(a)をアットマークに変えてどうぞ。申し込み先リンクは上のほうに。

◆ 井戸端人類学 F2キッチン ◆
文化人類学や周辺の知見や身の回りのテーマで面白いことを企てる実験の場。
由来はかつて学生や教員が集った京都文教大学人間学部文化人類学科の研究室フロア、普照館 2階のキッチンラウンジ。


以上転載

 

キャッサバと言えばこんな民話の絵本も… ふしぎなお話です。

clilaj.blogspot.com